いろんなキッカケや悩みで、給料よりもう少しお金が欲しいと考えることは、誰にでもあります。
経済産業省の2023年の調査によると、約30%の人が副業に関心を持っているとされています。
その理由は、
- 給料が十分でない
- 子供の養育費の確保
- 老後資金の準備
- より充実した家族との時間や自分の時間の確保
- キャリアの選択肢を広げたい
- ライフスタイルの充実
- 将来への経済的な不安
こうした悩みの多くは、適切な収入源の確保によって解決できる可能性があります。
本記事では、収入を増やすための実践的な方法、特に副業について、メリットとリスクを含めて解説していきます。
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お金を増やす4つの方法
まず、一般的に考えられる収入増加の方法を見てみましょう。それぞれの特徴や現実性について、具体的なデータを交えながら解説していきます。
- 宝くじを当てる
- 仕事の成果を上げ、給与をアップする
- 転職する
- 副収入を得る
宝くじという選択肢
「宝くじ」は誰もが真っ先に思いつき行動します。
しかし統計的に見ると、1等が当たる確率は2000万分の1!
これは東京都の人口(約1400万)と千葉県の人口(約600万人)を人口を合わせた中から、たった1人を当てる確率に相当しあます。
この数字を見て「イケるかも」と思えば、宝くじという選択肢もありますが推奨できません。
より確実な方法を検討することをお勧めします。
給料アップへの取組み
厚生労働省の調査によると、正社員の平均昇給率は年2-3%程度です。確実な収入増加が期待できる一方で、以下のような課題もあります。
- 昇給までに一定期間が必要
- 昇給に合わせ拘束時間も増える
- 仕事とは別にスキルアップに時間を割く
残業でも確実に収入を増やせます。しかしその分、自分の時間を削らなければなりません。
転職という選択肢
転職サイト大手のリクルートキャリアによると、転職による収入増加は平均して10-15%とされています。ただし、以下の点には注意が必要です。
- 年齢に伴う転職先の選択肢の減少
- 新しい職場環境への適応
- 引っ越しなど生活環境の変化
このような理由のため、すぐに一歩を踏み出しにくいです。
副収入を得る方法
そこでやはりおススメなのが、4つ目の給料以外の副収入を得る方法です。リスクを抑えて始められるものもあります。
副収入を得るには複数の手法があります。
自分の好みにあったものや、空き時間にできるもの、また個人の長所を生かせるものなど、仕事とは全く異なる感覚で収入を得られる可能性があります。
また手法によっては、収入がドンドン増え、副収入が給与と変わらない金額に近づく、また上回ってしまうことも考えられます。
そうなれば、当初のお金の悩みを解決するだけに留まらず、時間の余裕も得られます。
では実際、どんなものがあるか解説していきます。
副業のジャンル
副収入を得るには次のようなジャンルがあります。
投資信託
内容は株式投資ですが、投資初心者でも挑戦しやすいジャンルなので、あえて株式投資とはジャンルを分けました。
投資信託とは株式や債券など、あるテーマを決めた商品の詰め合わせパックです。
詰め合わせパックを購入すると、多少手数料を取られますがプロによるもしくは自動による資産運用が行われ、購入価格からの変動分が収益となります。
商品を選ぶ手間はありますが、基本的には頻繁に売買を行う必要はなく、ほぼほったらかしで運用されます。
『インデックス投資信託』では年率5%超の商品がいくつも存在します。まずは投資信託について学んでみてはいかがでしょう。
株式投資
個々の会社の株式を安く買って、高く売ることで利益を得ます。
また年に数回、配当金というお小遣いをくれる株もあります。
日本国内の株式もあれば、最近では米国など外国の株式も、比較的簡単に購入できます。
ただ投資信託の詰め合わせパックのように、分散投資商品ではありません。
そのため1つ1つを自分で取引(買い/売り)を行い、投資信託に比べてリターンが大きくなりやすいです。
注意点としては収益が大きくなる可能性がある反面、同じように損失も出やすく、個人でのリスク管理がとても重要になってきます。
FX
日本や外国の通貨を安く買って高く売る通貨取引です。
要するに円でドルを買って、ドルの価値が上がったら売って利益を得ます。
自己資金の数倍(最大25倍)の取引ができるレバレッジ制度も利用できるため、超ハイリスクハイリターンでの運用も可能です。
米国だけでなく他の諸外国の通貨も取引できます。
不動産、企業購入
自分のお財布から買う場合もありますが、ほとんどは銀行からお金を借りて、家やアパートや会社を購入し、不動産では家賃、企業では売上で収入を得る方法です。
収入の一部でローン返済しながら利益を得ます。ローン返済が終われば個人資産となります。
複数を所有することでローンも増えますが、収入も大きく増える可能性を秘めてます。
副業(在宅型)
プログラミング、ウェブデザイン、動画編集などの製品開発のお手伝いや、ブログ、You Tubeで情報を発信し広告収入を得るアフィリエイトという方法など様々。
英会話や特定スキルのオンライン講師やコンサルタントなどの仕事もあります。
在宅でフリーランスとしての仕事を探したい方は、代表的なクラウドソーシングサイトである「ランサーズ」や「クラウドワークス」が有名で、案件も豊富です。
スマホかパソコンが1台あればできる内容となってます。
せどり
商品を安く購入して、ネットで利益を上乗せして販売します。
家にある不要品から始められるので、すぐに収入に繋がるでしょう。
メルカリやラクマなどのフリマアプリで、手軽に販売することができます。
拾った石や割れた皿でも何でも売れるそうです。
ハンドメイド販売
自分で作ったものを、商品としてネットで販売します。
小物を作って販売するものもあれば、写真やイラストをストックフォトサイトに登録してダウンロードされるたびに報酬を得るなどもあります。
自分に特技や趣味があれば、それを存分に発揮しましょう。
その他
副収入・副業については、下記の外部サイトで、より詳しく紹介されいますので、参考にしてみて下さい。
まとめ
収入が増えることで、いろいろな悩みを解決できます。
初めは何からすれば良いか迷うところですが、まずは興味を持つことからです。
興味を持つ → 調べる → 知る → 行動する
もしその中から、自分が楽しいと感じられるものが見つかれば、人生を変える大発見かもしれません。
注意点は、どのジャンルにもリスクは存在するため、最初から「大きな損失を出さない」ことです。
しっかり事前に調査し、少しずつ経験をつみながら行うことが大切です。
途中でやめたとしても決して無駄にならず、次に繋がるはずです。